SNSという風とHPという土
SNS as the Wind, Homepages as the Soil
SNSが私たちの日常に飛び込んできてから、もうずいぶん経ちましたね。
思い返せば、スマートフォンの登場と足並みを揃えるようにして始まった、あのワクワクした時代。私にとっての原風景は、Facebookでした。
最初は「自分の私生活を発信するなんて……」と、ためらいながらアカウントだけ作って放置していたんです。けれど、半年ぶりくらいにふとログインしてみると、そこには遠い昔に親しんだ名前からメッセージが届いていました。
「久しぶり、お元気ですか?」
まるで映画のワンシーンのような出来事。そこから一気に、ソーシャル・ネットワークの面白さに引き込まれていきました。
もうひとつ、忘れられない記憶があります。
東日本大震災のとき。固定電話も携帯電話も繋がらない混乱の中で、Twitter(現X)だけは、途切れることなくメッセージを運び続けてくれました。スタッフの安否を確認できたのも、あの場所があったからです。
いまやSNSは、世代や立場に合わせて使い分けられ、私たちの日常にすっかり定着しました。楽しみも、貴重な情報も、あふれるほどそこにあります。
けれど、最近少し残念に思うことがあります。
多くの人がSNSを「宣伝」のために必死に使い、そして疲れてしまっているように見えるからです。
SNSは、とても強い「瞬発力」を持っています。でも、次から次へと流れては消えていく、持続力の弱さも持ち合わせています。楽しんで使いこなせているなら良いのですが、気軽さゆえに、時に逆効果を生んでしまうことさえある。
その点、思いを込めた言葉を積み重ねたホームページは、営業力が違います。
一度書いた言葉は、風に流されることなく、そこに深く根を張り、時を重ねるほどに信頼を育ててくれるから。
SNSが「風」だとしたら、ホームページは「土」のようなもの。
どちらか一方が頑張るのではなく、SNSという風に乗せて運んできた出会いを、ホームページという豊かな土の上で、大切に育ててほしいのです。
どんな業種であっても、すべてのSNSを受け止める「器」を、どうかおろそかにしないでください。
もちろん、広め伝えるためのテクニックも必要でしょう。でも、その基本にあるのは、いつだってあなたの「努力と情熱」です。
私たちは、その大切な想いを WelinaOS という器に乗せて、
あなたと一緒に、明日へと繋いでいきたいと思っています。
27 Apr. 2026